2019.10.8
最近、あることを始めました。
これと出会ってから、日々を少し明るく晴れやかに過ごすことができるようになりました。
一日一錠、水要らず。僕は朝食の後、サプリメント感覚で摂っています。
たったこれだけのことで、朝からロケットスタートを切ったように活動できる。モチベーションも上がる。自然と笑顔にもなれる。
少し興味を惹かれませんか?
出会いがアミューズメント施設の隅っこだったというのもあり、ごく一部の人が隠れてやっているものかと思っていたんですが、
このことを親友に話したら、意外にも「自分も少し前に友人の勧めでやっている」と返ってきました。
驚きでした。自分だけが時代遅れなのかとも思いました。
でもどうやら、知っている人は決してまだ多くないそうです。
そこで、このブログで、まだ人の出入りは少ないですが、教えます。
怪しいと思うでしょう。でも「怪しさ」を感じるのは、実体がハッキリとわからず、安心が出来ない時です。
今回は、それの成分や効能を解説し、不安を払拭した上で、明るい生活への一歩を踏み出してもらうべく、記事を書きました。
あ、肝心の名前を言ってませんでしたね。僕らはそれを Trance(トランス)と呼んでいます。
長々とごめんなさい。お久しぶりのジャンル紹介「EDM きいて!」です。
これまでに「きいて!シリーズ」や楽曲語りの中で何度も使ってきた Trance という言葉を紹介する時がようやく来ました。ようやく来たというか、もっと早くにするべきでした。
トランス。簡単に言うと、催眠状態や恍惚状態のような「特殊な意識状態」を指す言葉です。
そういった感覚へとリスナーを誘う音楽なので、あんなクソ長茶番とタイトルにしました。
EDM の中ではメロディックな方に分類されると思います。
Electro House や Dubstep などではベースを聴かせるパートが主となる楽曲が多いのに対し、Trance は一曲を通してコードやメロディがよく変化します。
その辺りは J-Pop に近いと言えるので、比較的耳馴染みの良いジャンルなのではないでしょうか。
テンポ的には House よりも速くて Drum’n’Bass や Hardcore よりも遅い。BPM で言うと 130 ~ 150 が一般的です。
さて、ここからは Trance の楽曲を、サブジャンル解説と合わせて紹介していきます。
まずは Uplifting Trance(アップリフティングトランス)。Trance と言えばこのジャンルが主流だと思います。
リードやアルペジオに空間的な広がりを持たせたサウンドが特徴。幻想的で透明感のある楽曲が多いです。
もう少し詳しく解説すると、
ブレイク(間奏、キックの鳴っていない静かなパート)にピアノやアコギ、ストリングスが使われていたり、
ビルド(ブレイクとサビの間の盛り上げパート)で登場するメインのメロディを鳴らすリードが、サビに向けてこもった音から徐々に明るくなっていくエフェクトが掛けられていたり、
んでもってサビで爆発したり。
っていうのがこの Uplifting Trance でのあるあるです。
続いてのジャンルは Energetic Trance(エナジェティックトランス)。大好きなアルバムがあるのでまとめて紹介。
一曲に絞れなかったとか、聴いてほしいパートを丁度良くダイジェストしてくれていたとかっていう理由もあるんですがねw
それは置いといて、収録曲のどれを聴いても、Uplifting Trance よりずっと派手なことが分かると思います。
キックはずっしりとしていて、ベースや SE などは Electro 感が強い。リードは
直線的で鋭くメロディック。などなど、同じ Trance でも Uplifting のほうとは少し対照的。
当時流行りだした Dubstep や Trap のパートがある楽曲もあるので、色々と吸収した自由なジャンルなのだと思います。
Hard Trance(ハードトランス)という似た雰囲気のジャンルがあるのですが、正直違いが分かりません。
三倍アイスクリィィイイーム!!!
ではなく Somebody Scream!!! と叫んでいます。念のためお知らせ。
重たいキックにキラキラメロディックなド派手リード。Hands Up(ハンズアップ)というジャンルです。
キックとベースとメロディと声ネタ。至ってシンプルな構成をしています。シンプルだからこそ盛り上がるのかもしれません。
30 秒のサンプル音源じゃ伝わりにくいよね。申し訳ない。
あ、シンプルと、サンプル…。三倍アイスクリィィイイーム!!!
中日ドラゴンズの変なコアラマスコット、ドアラのテーマ。リリースは 10 年以上前ですが、彼が活躍するナゴヤドームに行けば今でも聴けるそうです。
というかドアラって DJ やってて曲も作ってたんですね。(すっとぼけ)
中の人は BEMANI シリーズでお馴染みの Ryu ☆です。念のためお知らせ。
肝はベースの低音。ジャンル名は Psychedelic Trance(サイケデリックトランス)。省略して Psy Trance(サイトランス)と呼ばれることが多いです。
サイケデリックとは「幻覚的な」みたいな意味。それをトランスに付けちゃったか。誰だこんな危ない名前にしたヤツは。
Psy Trance は上で紹介したジャンルよりも、コードやメロディの動きが小さめです。
幻覚的、催眠的な音の中でリズムや音色の微妙な変化を楽しむジャンルなのでしょう。
そんな Psy Trance ですが、ルーツを辿ると、インド生まれの Goa Trance(ゴアトランス)というジャンルからの発展形のようです。
なんかその地の宗教的なものを感じられるジャケットですね。
楽曲のほうも大変キマっていて 9 分間があっという間。まさに Trance を感じられるジャンルだと思います。
お次は Psy Trance からさらに発展して生まれた Full On Trance(フルオントランス)というジャンル。特徴は予測不能の展開。
一曲の中でベースの鳴るリズムが変わったり、急にメロディックなパートが入ったり。これなんかテンポまで変わっています。自由すぎだろ Full On Trance 。
楽曲にはインドの弦楽器であるシタールの音色が使われていたり、MV には曼荼羅のような模様が使われていたりと、インドの面影がありますね。
ちなみに、より派手に進化した Hi-tech Full On(ハイテックフルオン)というジャンルもあります。続けて聴いていってください。
もはやテンポくらいしか残ってねえ。いやテンポも残ってないか。自由すぎだろ Hi-tech 。
作曲は、多くの音楽ゲームに引っ張りだこ、ハイテック忍者こと lapix 。こんなに派手でフリーダムな音楽が音ゲー映えしないハズがないのです。
土台はPsy Trance 、その上には Electro 、Dubstep 。さらに lapix の手にかかれば Funk や Jazz まで垣根を越えてあらゆる音楽を全部乗せ。そんなジャンルです。あ、フルオンってそういうことか。(たぶんちがう)
「果て」って言っちゃったけど、まだまだ節操なく進化していって欲しいです。
Trance と Electro House の融合。ジャンルでは Progressive House と言います。
既に紹介したジャンルなのですが、Trance を知ってもらったところでもう一度。
Trance 界最強のトラックメイカー達による Prog House 。
それぞれのジャンルの対比が堪りません。美しくもあり、醜くもあり、みたいな。まさに Love だな!(意味不明)
もうすぐ一年です。このシリーズ始めてから。
芸術の秋に新しい音楽聴いてみて!ってことで始めたのに。また新しい秋が来ちまっただ…。
ジャンル編はあと 2 回を予定しています。早く終わらせんと。
今週末は台風にお気を付けて。ではではー。
Thank You For Reading!
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