2022.11.6
難産でした。（タイトルが）
こんにちは。
秋ということで秋の東方楽曲をリミックスしました。そして久しぶりの楽曲語り記事です。
今回は東方風神録 4 面道中 BGM「フォールオブフォール ～ 秋めく滝」を
しっとり系 Progressive Trance にリミックス。
YouTube と Twitter にアップした 8 小節版からのロング化、もといエクステンドがようやく完成しました。秋が終わる前に出来上がってよかった。
まずは音のはなし。
ピアノとアコギの音を使い、自然を想起させるような音楽を目指しました。
僕がイメージしたのは秋の並木道。観光名所になるような真っ赤な異世界ではなく、もっと身近でありふれた、ちょっとした自然。
サイクリングやランニングが好きなんですが、その通り道に丁度いいのがあるんです。
散歩のお供にでもしてもらえたらうれしいですね。
それと、アコギが奏でているメロディラインは、Robert Miles の “Children” から拝借しています。Trance のアンセムトラックです。
この曲からそこはかとなく秋の香りがするような気がするので、季節感を強めてもらいました。
続いてジャンル名のはなし。
ジャンルとして “Progressive Trance” というものを「一応」付けたのですが、これがまた分類に悩んでしまうジャンルでして。
という話をしようと思ったんですが、書き始めたところでとんでもない文字数になることが予見できてしまったので割愛させてください。
もっと話したいことが控えているので…
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ということで最後、曲名について。
一番聴いてほしいこと。何せ一番悩んだところなので。体感的には曲作るよりも時間が掛かった気がする。
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Lambent Flame 、ランベントフレイムと読みます。
意味は揺らめく炎。紅葉した木々が風に揺れる様子を表現するにはもってこいの言葉ではないかと採用しました。
さて、ここからはタイトルに選んだ 2 語に辿り着くまでの長い道のりを振り返ります。ついてきて。
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曲の完成時点でタイトルが未定だったので、いつもの流れで「紅葉 英語」と検索窓に入力。英語力の高い方々にヘルプを求めたのですが、
ヒットしたページにて眩しいくらいの紅葉の写真を大量摂取してしまい、制作中に脳内に描いていた景色が上書きされてしまったのです。
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それからは迷走のはじまり。
見上げれば紅葉の木、足元には落ちた葉。どこ見ても綺麗で鍾乳洞みたいだなぁ（？）とか。
冬までに全力で命を燃やしてるみたいでカッコいいなあ！あこがれるなあ！とか。
原曲の「フォールオブフォール」とか「秋めく滝」みたいな言葉遊びしたいかもとか。
半日ほどさまよい、
“Sacred Mountain” っていいな。Red 入ってるし、東方の世界にも合っているな。
山を眺めていました。
それでも答えは出ず、その翌日。
夕飯に炒飯を作ろうとキッチンに向かい、野菜かごからピーマンを手に取りました。
熟し始めて赤く変色したそれを見て、
あ、山じゃねえわ。
色づいたピーマンと一枚のもみじの葉が重なって、忘れていた散歩道の映像を取り戻すことができました。料理しててよかった。
そうした紆余曲折の末にタイトルが決まった “Lambent Flame” 。
Lambent には「揺らめく」以外にも「ほのかに光る」のような意味も持っており、
秋になり穏やかになった日差しも連想できそうだったことが決め手になりました。
曲語りは以上です。おつかれさまでした。
秋晴れのお散歩ミュージック、お楽しみ頂けたら幸いです。
11 月になりました。
先月は YouTube の更新は上旬のみとなってしまいましたが、ブログの方は 2 回更新することができ、
今後もこれくらいの頻度を保っていけるように、という目標が立ちました。
今月は個人的に楽しみなイベントがいくつも控えているので、それらをモチベーション維持の糧にしていけたらと考えています。
ある方の展示会と、あるゲームの発売。ゲームの方はそのタイトルの楽曲の EDM リミックスをアップする予定です。発売当日までに完成させて、その日から遊べるように計画的に進めていきたいと思います。
それでは今回はこの辺りで。
Thank You For Reading!
音を楽しみ、音で楽しませることの勉強中。 「心を動かす音楽づくり」をモットーにがんばります。 見たものや感じたことを自由に描けたらいいなあ。
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