2021.6.9
こんにちは。好きな石はアレキサンドライトです。
というかまずお久しぶりですね。
何かあったのかと聞かれても何も無いんですが、強いて言えば腐ってました。ごめんなさい。半年も放置しやがってこいつ。
復帰記事でもある今回のテーマは、ロックの日に因んで「石… ではなく
「 Rock と EDM 」です。
J-POP では「ダンスミュージックの構造をした曲」や「シンセを用いたバンドサウンド」が浸透しつつあるような気がするので、
今回はその逆である「ロックの要素を持つダンスミュージック」を紹介していきます。
ただ “Rock” と言っても幅が広いですよね。”EDM” くらい広くて曖昧。
なので比較的激しめなサウンド、ラウドロックに焦点を絞ることにしました。
受け入れてもらえるかはわかりませんが、魅力を伝えられるように頑張ります。
本編どうぞ。
Marshmellow – Alone (Streex Remake)
まずはポピュラーな 2 ジャンルの掛け合わせから。
Future Bass は、床を震わす低音やハイハットの刻みが特徴である Trap を、明るくキャッチーにしたジャンル。
Emo(エモ)というのは、Emotional に由来するロックのジャンルで、
その名の通り感情に訴えかけるような歌詞、シンプルな楽器編成、シンプルなコード進行、などが特徴。
例を挙げると ELLEGARDEN とか MAN WITH A MISSION とか ONE OK ROCK みたいな感じ。なんとなく分かった? 3 組とも英詞が主だけど、その点は関係ないです。
1 曲目にピックアップした曲は、
“FuturePopPunk” を得意ジャンルとする Streex による、”Alone” のリミックス。
Emo は「ポップパンク」とも呼ばれるので、本記事にはもってこいのアーティストでした。
歌声もギターサウンドも、同じ「エモさ」が特徴的な Future Bass とは最高にマッチしてて気持ちいいです。
他にも The Chainsmokers の “Closer” もリミックスしています。
続いて、
BUNNY – Sick-Hearted feat. Becko
ミュートの掛かったギターのコードが入ると一気に Emo 感が出てきますね。
トラックメイカー BUNNY が “Future Punk” のサウンドを世に知らしめた楽曲。
ニューアルバム “All-New, All-Different” も激エモだったけどこっち選んじゃった。
ヴォーカルはイタリアンヲタクプライド、ジャパンカルチャー大好き、Becko 。このコンビほんとすき。
ジャンルで言うと、スクリームが特徴的な「スクリーモ」。(Screamo = Scream + Emo)
パンクやエモより激しくて重たいサウンドで、いわゆるメタルに近いのかな?
さらに、キーボードやドラムパッドなどの電子音を用いると「エレクトリーモ」とも呼ばれるそうです。(Electreamo = Electro + Scream + Emo)
エモ、スクリーモ、エレクトリーモ。ポケモンの進化みたいだな。
ちなみに Becko 自身も、Trap と Screamo を掛け合わせたミクスチャー的なラウドトラックを多くリリースしています。
正しくヲタクプライド。自己紹介にもなりそうな一曲ですね。
さて、徐々にラウド成分が濃くなってきました。
SNAILS & Kill The Noise – Front 2 Back Ft. Sullivan King
重たいギターと金属的なベース、Sullivan King の煽るシャウトがカッコいい。
Front to Back 。後ろの奴らも全員叫んでくれ!って感じよね。MV すっげえ楽しそう。
この楽曲が Metalcore なのかと訊かれると正直微妙な所なんですが、
Sullivan King の他の楽曲には Metalcore の要素を多く含むものがあるのと、
(キックドコドコに合わせて鳴らすギタージャキジャキとか。)
Brostep と Metalcore では、「ベースドロップがある」という点で親和性が高い(と思っている)のと、
記事の構成上、ざっくりとジャンル分けをしたかったのとか、
そういった理由から Metalcore ってことにしてしまいました。たぶん Screamo のほうが近いと思う。
Kill The Noise とバンドサウンドと聴くと、
KOЯN と Skrillex との合作曲、”Narcissistic Cannibal” を連想します。
10 年前。
メタルバンドである KOЯN が、流行り始めた Brostep を取り入れてアルバムを一枚作ってしまったと考えると、界隈にもの凄い衝撃が走りそうですね。
音楽性の急転換かと、ファンだったら気が気じゃないかも。
UNISON SQUARE GARDEN がピアノを使いだしたとか、凛として時雨がソロプロジェクト始めちゃったとか、それどころじゃないと思う。以上、私上 2 大インパクトでした。
次、最後にして最推しのピックアップアーティストです。
Djent(ジェント)的な切れ味鋭いギターフレーズを飛び道具の如く用いた殺傷性の高いサウンドが持ち味の Shaded Grains 。
持ち味と言ってもまだ 2 曲しかリリースが無いんですが。
Djent というのはメタルからの派生ジャンルで、
ドラムのリズムがより複雑だったり、ギターのストロークの刻みがより細かかったり、そういった印象です。あまり詳しくありませんごめんなさい。
リリース元であるレーベル “Rushdown” からは、
この 2 曲のように、力強いベースと幻想的なメロディを掛け合わせた楽曲を、Colour Bass というジャンルの元たくさんリリースしています。ジャンルレーベル共々激推し中でございます。
半年ぶりの記事になりましたが、
好きなジャンルなだけあってすごく楽しかったし、発見もありました。Becko の旧譜とか、BABYMETAL のカッコ良さとか。セっセっセセイヤ!
どうして記事を書けなくなったかって、たぶん楽しみじゃなくなったからなのよね。
でも記事書きながら音楽聴いてる楽しいし、出会いもあるし。それを思い出せるようにしなくちゃいけないなと、思いました。
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目標にしていた AM6:09 投稿どころか、PM6:09 投稿も逃してしまい、只今のんびりと締めの文章を書いています。あ、サムネ画像見つけないと。
ということで今回はこの辺りで。
Thank You For Reading!
2022.6.9
行間の微調整、助詞の校閲を行いました。
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