2019.12.16

How 2 Use Massive X ~ あの機能たちは何処へ? その一

こんにちは。
Native Instruments で半額セールをやっていたので、KOMPLETE 12 を買いました。次の十年を見据えたシンセ「 Massive X 」が付いてきました。

Massive X 。夏頃にデモ版を少し触ってみて、
なんか分かりやすいけど分かりにくいなあ、とか。
セールになったら買おうかなあ、とか考えてから半年経ってしまったものだからすっかり頭から抜けてしまいました。

ということで、Massive X の使い方を忘備録も兼ねて記事にしていきます。
半額セールに飛びついて買った皆さん、僕と一緒に勉強しましょう。

とりあえず起動

 

おっ!
スキンが明るい!そして文字がスマート!全体的に見やすくなった気がします。
表示されているのはエンベロープ。マクロコントロールは最初からいくつかのツマミに設定されています。
ぱっと見て、オシレーターが 3 → 2 。フィルターが 2 → 1 。ノイズが 1 → 2 。色々減ってるやん!
そしてエフェクターは何処へ?イコライザー、インサートエフェクター、バイパスは?

というカンジでしょうか。
今回は、これらの何処かへ行ってしまった機能たちの隠れ場所を暴いてやろうという記事です。ひとつたりとも逃がさねえからなぁ~。
「新機能について解説!」みたいな記事は多くあるので、少し視点を変えてまとめていきます。
お手持ちの Massive と見比べながら読み進めて頂けると嬉しいです。

それではまずは…

エフェクターは何処へ?

消えてしまったように思える機能から見つけ出していきます。
最初はエフェクター。
Massive 無印(以降「無印」)では下部にありましたが、
Massive X では上段右端、「 X 」「 Y 」「 Z 」の場所に移りました。全て「Off」状態にして姿を晦ましていたようです。

これら 3 つが、Massive X のエフェクターのようですね。
で、この「 Off 」の部分に触れると色々出てきます。

イコライザーはここにいたんですね。よかったよかった。
しかし、種類が減ってしまったように見える。試しに「 Reverb 」を選択。続けて「 Reflective 」のところをタッチすると…

うぉおおお!すげえたくさん出てきたぞ!減ったどころか数倍にも増えて戻って来やがったッ!!
リバーブ以外のエフェクターもバッチリ充実していました。制作の幅が広がりそうな気がする!

インサートエフェクターは何処へ?

無印では下部にあったインサート。果たして何処へ行ってしまったのか!
…捜すまでもなく怪しいスペースがありますね。上段中央ちょっと右、「 A 」「 B 」「 C 」の場所です。

例によって「 A 」の「 Off 」の部分を押します。

出てきました。
お馴染みのフリークエンスシフター、ビットクラッシャーなどはここにあります。リングモジュレーターはここに移りました。
「 OSC 」というのはサブのオシレーター。あくまでもサブのようで、シンプルな波形のみ選択できます。サブベースなんかはここから出すのが良いんじゃないでしょうか。
フィルターは「 Utility 」という名前に変わったようです。分かりづらい!

バイパスは何処へ?

さてお次はバイパス。
なんとなく「 Routing 」の辺りにある気がするので押してみましょ。
…おお?

こ、これは…。自由にいじれるのか。(面倒そうなのが現れたな…。)
とりあえず、この線をフィルター、インサート、諸々すっ飛ばして「 Z 」に繋げればバイパスは再現できそうですね。
この Routing で色々できそうだけど、バイパス問題は解決したし、この辺で終わりにしましょうかね。(すっげえ長くなりそうだし。)

締めます

次回も、今回と同様に「あの機能は何処へ?」的な内容で、各ツマミについてまとめる予定です。波形の変形や、エンベロープ、LFO の設定の方法などを解説していきます。

それでは今回はこの辺で。
Thank You For Reading!

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