2020.2.27
私のおじいさんがくれた初めてのゲーム。
それは「ポケットモンスター 青」で、私は 4 歳でした。
それはとても難しく、だけど楽しくて、
こんな素晴らしいゲームと出会えた私は、きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいさん。
孫にあげるのはもちろん「ポケットモンスター 青」。
なぜなら彼もまた、特別な存在だからです。
こんにちは。
先週末に背中の僧帽筋の辺りを痛めてしまい、上半身が不自由になってマジでおじいさんになりかけた者です。今では元気です。
さて、今日 2 月 27 日は、僕を育てたと言っても過言ではないゲーム、ポケモンシリーズの第一作目「赤・緑」が発売された日。
海外では以前から「 Pokémon Day 」として馴染みがあったそうなのですが、めでたく日本でも記念日認定されました。やったね！
ということで、今回はそれに便乗して、ポケモンに関連したダンスミュージックを 4 曲紹介していきます。
最初はもちろんピカ…ガール？なんともナードな歌だ！
ジャンルで言うと哀愁感のある Happy Hardcore ですね。
矛盾しているように聞こえますが、Happy には「頭を空っぽにして」みたいな意味もあるそうなのでだいじょーぶ！
使われているピカチュウの声はスマブラでよく聞いた気がする。
この楽曲のような、ゲームやアニメ、CM などからサンプリング（音声を抜き取ること）して使用された音楽は Nerdcore（ナードコア）とも呼ばれます。
ナード。色々な意味があるけど、まあ「ヲタク」に近いものと捉えてもらって差し支えないかと。
全体的にそんな歌詞だけど、
Oh, I won the gym badge but you won my heart. の一節は好きです。
ピカチュウに続いて、お次はヒドイデ。
アニメ「サン・ムーン」におけるコジロウのパートナー。かつてウツボットやサボネアが務めていた伝統あるポジションです。
曲中に使われているサンプリングボイスは…、たぶんヒドイデの声じゃないよね？
アニメほとんど観なかったので覚えていないんですけど、もっと低くてセクシーなかんじだった印象があります。
ジャンルでは Speedcore（スピードコア）と言います。えらいスピードで連打させるキックが特徴。とげキャノン打ってるみたいで良いよね。
Speedcore ってダークでワルそうな曲調のものが多いのですが、
この楽曲は反対に超明るいですね。浮遊感のあるコードワークとピコピコサウンドも最高にエモくて好きです。
困った時の Chime 。
ゲーム「ダイヤモンド・パール」のディアルガ・パルキア戦、ユクシー・アグノム・エムリット戦 BGM のリミックス。原曲、ポケモン達の鳴き声、A ボタンの決定音など、多くの音がサンプリングされていますね。
緊迫した重たい雰囲気とか神秘的な感じが、原曲よりも一層強く伝わってきます。
彼はポケモン以外にも色々なゲーム音楽をリミックスしているので、是非とも聴いてみて欲しいです。（カービィのリミックスはよ。）
ラストは最新のものからチョイスしました。
アニメ「ソード・シールド」のエンディングテーマ。パソコン音楽クラブの音楽がまさかポケモンで聴けるとは。
パソコン音楽クラブ。ユニット名とホームページから受ける印象とは裏腹に、めちゃくちゃオシャレな楽曲作るんですよね。アナログ感のあるダンスミュージックも良いなって改めて感じさせられました。
あと、ライブがすごく楽しそう。
当初はこの日に合わせて、ポケモンをテーマに新曲を作って公開をしようと目論んでいたんです。
結局間に合わず、記事だけ、という形になってしまいましたが、ちゃんと完成させて公開するつもりでいますのでその時はよろしくお願いします。
まあ、冒頭のヴェルオリコピペで、「今では私がクリエイター」みたいにイキることは避けられたから良かったかな。
孫に 24 年前のゲームを遊ばせる爺さんもどうかと思うけど。
ではでは今回はこの辺で。
明後日の「 2 月コレすき」でまたお会い出来たら嬉しく思います。
Thank You For Leading!
音を楽しみ、音で楽しませることの勉強中。 「心を動かす音楽づくり」をモットーにがんばります。 見たものや感じたことを自由に描けたらいいなあ。
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